Archive for 3月, 2016
シャンソン<3月26日>
西分のT先生主催のシャンソンを聴く催しに参加した。
ちょっと多く年齢を重ねた女性歌手は、ベテランらしく合間の語りや聴かせ処を熟知、歌唱力もある。
伴奏のエレクトーン奏者との息も合い、青梅の夜のひと時にふさわしい催しだった。
夜の楽しみ現代は、スナックやカラオケが今もって主流だ
したがって、男性中心のような店の雰囲気となっている。
また、青梅の中でも、色々な場所でライブなど行われているが、趣味色が濃く、なかなかその域を出られないでいる。
歌や演劇、落語など、以前より様々な文化が根付いているにもかかわらず
今回の催し女性客が7割超えていた。
催しその物の鑑賞もよいが、傍らで見ながら、仲間と談笑や夫婦カップルで夜のひと時を過ごす。
また、一人でおもむろにもよいではないか
以前、フォルクローレの催しで、おしゃべりして注意されたことがあったが本場では、居酒屋風の中で演奏が行われ雑踏は当たり前、それをどう引き付けるかが出演者の腕の見せ所
日本文化の嗜み方との違いがあるが、かしこまって堪能するばかりではない、身近な社会に溶け込み、見る側、する側の双方が発展すると考えている。
日本には、古来から民謡がある。
「踊るあほーに見るあほー」同じあほならおどりゃなそん損
また、クラシック音楽会など、客もその催しの一員から高貴な雰囲気が必要
それとは、ちょっと楽しみ方を変え、身近に触れ合う場がもっとあってよいと思う
また、文化発展にも会場が無くては育たない
旧青梅町は、様々な文化を育んできた歴史がある。
また、文化は贅沢と考えられる向きもある。
しかし、心の豊かさが言われて久しく、文化度アップはそれに役だつ
旧青梅町の発展は、中活での計画も進んでいるが、青梅ならではを自然の豊かさ歴史・文化。
文化度の高さをこれからの街づくりにどう結び付けるか、そんなことを考えながらシャンソンに聞き惚れていた。