Archive for 8月, 2013
御岳山<8月30日>
東京の奥座敷御岳山
年に2・3度は行っているが、小学校の林間学校で泊まって以来、約50年ぶりに泊まった。
ご存じのように、御岳地区はいま脚光を浴びている。
その一つ、お犬様事業の報告を兼ねた青梅市商店街連合会主催の研修会に参加。
御岳山地区は、里(市街地)とは一寸違った地域の絆と言うか団結が在る。
皆さんご承知、里と離れ一種過疎地と思われるが、独特の歴史・風習があり、観光協会・商店会・神社・自治会など各種団体が一体で地域経済を考えた民主的な自治が行われている。
神社の歴史・生業等から里との交流や来山者(参拝者)も多く、情報の共有やなによりもプライドを持てる地域特性が居住者一人ひとりに在り、良い意味での地域主導地方自治の見本と私は思う。
そのような土地柄だが、先駆的な取り組みも行われ本年度ペットツーリズム特別賞を受賞したそうだ。
その大賞には、中日本高速道路や大手交通機関が受賞される中での受賞。
お犬様事業を行うきっかけやその取り組みでの試行錯誤など馬場さんがユーモア交じりに講演する。
私は主催団体の一員として、この催しの企画など行う。
私の意図するところの表向きは、会員間の交流と事業報告を聞き自会事業の参考にが趣旨。
しかし、都心や大手企業から出向など青梅で活躍している方との交流を目論み、鉄道や大手広告代理店の方々にも参加して頂いた。
また、元御岳山観光協会長との5年来の懸案、山で一杯やろうが実現できた。
送電線や電柱・電線、水の問題など観光地御岳山の課題も伺う。
地域は国立公園の真っ只中、文化財や神社、道は都道など、地域での取り組み交渉を行う行政機関は、国や都との兼ね合いが強い。
そんななか市は、地域の意向を後押しすることが財政課題を抱えた現時点での方向と考えることで、役割がはっきり見える。
また、掲げる協働の推進や地域主導の実践など見習う点も多く有った。