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予算委員会4<3月26日>
予算委員会最終日、歳出・歳入予算審議が終了し総括、各項をまたぐ質疑が行われた。
総括は、市の予算編成方針や行革などの指針を施策に反映させ効果を見込み予算だてをしていることから、本年度の事業計画の根幹に関わる質疑になります。
質問する側も、詳細をネタに総合的な質疑を行っていく必要があり、委員それぞれ一般質問で取り上げた課題等に関連した質疑になる事が多く、ここでは歳入に関わることが条件である。
自治会の加入率向上については、市がどのように関わり協力して行くことができるか・市民活動推進課だけでなく全庁的な取り組みが必要では?また、自治会組織に代わる、マンションの管理組合等へ働きかけについてなどが・節電の対応や取り組みについては、東電への要請や各担当部局での対処による効果見込み等・また、補助金制度の検証などの質疑が行われた。
なかでも、市財政が逼迫している状況の打開策について様々な質疑が行われ、財政基盤の確立から経常収支比率や実質公債費費比率が改善されない状況や独自財源確保のための施策、市有財産の有効活用やバーター広告の導入など出来ることをやって行く必要についてなどです。
市長は、この予算だてが今までで一番大変だったと述べられましたが、逼迫する市財政の中での身の丈に合った予算編成ができたと述べ、自主財源確保は苦手なようで健全経営を目論む市長としての最善策と考えます。
しかし、抜本的な改革を行わない限りこの状況の打破は出来ないと考えています。人口減や景気低迷などによる税収減、扶助費等の増加に歯止めがかからない実情などを含め、今後どう対処して行くかが課題です。
過去の私の一般質問タイトル「安定した財政基盤の確立」「活気に満ちた元気な街」は、行政も経営感覚を持って歳入に影響を及ぼす施策の充実、PDCA手法の導入で経済的に強い青梅市を創ろうと述べましたが、やっと涵養までたどり着いた所、今後の進展に期待します。
議会の本会議とは全く違った雰囲気の予算委員会、四日間熱心で活発な集中審議が行われたにも拘らず各日定時に終了しました。
私は、過去四年間委員側にいました。当時を振り返ると自身の質問に集中することが多くなり、他委員の発言について疎かに成りがちでしたが、今回はすべての質疑について、委員、答弁者の声を聞き漏らさないよう、質問者の本意は?質疑がかみ合っているか?答弁漏れはないか?副委員長として四日間集中して予算委員会の職務を全うしました。
最後に原案についての採択が行われた結果「賛成多数」本年度の予算委員会では、原案可決になりました。