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萬画の国訪問<4月28日>
4月27・28日は、住吉神社の大祭日でしたが、私達(ぶらり青梅宿)は、両日宮城県石巻市にある、市の施設「石ノ森萬画館」に義援金と寄せ書きした復興シンボル黄色いリボン日章旗、また 竹内青梅市長に予てより依頼した親書を石巻市長に届けに行く。
石巻市は萬画(漫画)の国として町興しの先進地、青梅でも赤塚会館がある関係から予てより交流がある間柄での訪問。
また 青梅の街も「頑張ろう東北・日本」タペストリーや駅前等に黄色いリボン日章旗の掲揚もその一環、また 自粛ムードからの脱却、節電や無駄を排した、普段の生活を取り戻そうとの想いもある。
午前3時5名で青梅を出発、10時半萬画館に到着、商店街や赤塚プロからの義援金(50万円)と寄せ書きした黄色いリボンの日章旗を(石ノ森漫画館指定管理会社西条社長)手渡す。
社長や市の担当者から被災状況等の説明を受けた後、高台にある公園に案内される。
そこから見た光景、震災当日のTV映像で津波が押し寄せ燃盛る光景の地が眼下に、また 萬画館の設置場所も地盤沈下の影響か、回遊式の散策路は海水の中、ニュースでみる船が陸で横たわり、車両や大木が工場や住宅街に
その後、石巻市庁舎へ北村副市長に親書と青梅でも掲揚されるタペストリーを手渡す。
2日間に渡り被災状況の直視、特に商店や工場の現況、49日が過ぎてなお手付かずの状況、商店は倒産するであろう、また 工場も再開出来ないのではと考える。
途中観光地の松島に立ち寄る、私の得た情報は被害が無いとの思いであったが、土産店など一階部分は惨憺たる状況。
秋保温泉の旅館に宿泊、そこも地震により被災、一階部分など復旧工事中、また 宿泊客のほとんどが工事関係者、旅館も復旧支援格安で対応している。
翌日、仙台市の被害状況を見る。TVで見た田園を車や瓦礫、大木が流れていた場所、自衛隊員が横一列になり捜索活動、瓦礫等を積んだトラックが行きかう。
道中等、家屋の耐震対策や放射能汚染について参加者で議論する。
私は、選挙中も含め予てより、人間は自然の中で生活して(生きて)いる。作った物は壊れる。自給自足や地域のことは地域でを心がけ、青梅市長の初心と同じく自助・共助・扶助の実践、その考えの基、行政は、市民満足度の増進を進める。
地域経済の安定を循環型経済社会、地産地消を訴えた。早期復興の手段としても有効な策と実感。
今回見た光景、商店街は当分再開できないだろう、また 工場もそれにも増した状況、まだ手付かずの場所が至る所にある。市町村や地方行政では、手におえないだろうと直感する。
車中自衛隊や消防庁の野営地を見る、災害復旧に役に立つ、しかし、被災者は食べ物と寝るところだけの確保。
関東大震災直後の後藤新平のとった行動、現地のラジオ放送で流れる。
現況を即座に把握した素早い対応、市民の努力と協力、それらも統合した敏速さが最も重要と感じた。
写真展と報告を兼ね5月早々行います。詳細は決定次第記載します。