情報<3月22日>
昨日のTVで、大阪~神戸間の不要不急の往来を自粛するようにと発表。
その根拠に大阪市長は、知事と相談して担当官庁からの要請文書(非公開)を番組で示した。
また、前日のTVで渡辺読売新聞記者(後に社主)は、戦後の日韓正常化に奔走、根回しを含め総理を動かすエピソードを紹介していた。
TVの後者は、マスコミの役割を問うものだったが、一部首脳による密室の判断の話に私は興味を持った。
それは、民主主義の現代社会でも重要な意思決定が、一部の主導者により闇の中で進み、その根拠やプロセスが表に出ないことが多いからだが、反面、良きに計らってなど大衆迎合も多いことの理解もする。
前者は、行政手法の問題で、全ての官公庁が文書主義を取り後世に残す。
そこで重要なのが、情報公開である。
情報は、市政に携わる者にとって、市の施策(事業)が、どのように決定され予算が付けられるか、プロセスや市民福祉向上に繋がる等、現場の状況と併せ重要である。
大阪市でとった非公開文書の公開は、行政間の信頼を裏切るものだが、施策実施の根拠を示す必要から市長や知事の責任で公開に踏み切り市民にとって、非常に解り易いものと判断する。
また、私は、TV画面を注視、案と記される意味を深く考える。
一方は、「このような案を示した」と、言い逃れが出来、責任を曖昧にの思惑もあるのでは?
また、他方は、重要度を勘案し、この文書を非公開か否か独自判断をした結果で、首長の政党が維新の会でもあり、首脳間の信頼関係より市民重視から、国民主権の行政の在り方を貫く手法を実施したと考える。
また、この問題も関連する密室の中での意思決定は、昨日、新聞記者と1時間を超え会談、それも含め後日記載する。