金毘羅講話<10月10日>
青梅金毘羅様の月並祭は、毎月9日夕刻から宵宮祭を行う。
私は、その世話役だが、今年、まだ4回目の参加
例祭は、8日に掃除や準備、9日宵宮祭、10日正午に祭事を行う。
また、青梅金毘羅様のお世話は、神主さんがいないことから、社の修復や境内の掃除、供え物の管理など、斎藤先生に全て任せ、神主役も担って頂いている。
昨日の宵宮祭は、20名が参加して、盛大に行えた。
3年ほど前までは、毎月宵宮祭後に金毘羅講話を開き、古事記や論語を習った。
その後は、不定期に巫女舞の奉納や和楽の演奏などを催す。
昨日は、奥多摩に演習林を持ちその館長も務める農大教授に講演頂いた。
出席者は、神社関係・一級建築士・画家・巫女舞グループなど多彩
居住地も青梅市だけでなく、奥多摩・羽村・昭島・あきる野市など
講演タイトルの里山は、日常生活及び自給的な農業や伝統的な産業の為、地域住民が入り込み、資源として利用し撹乱することで維持されてきた森林を中心にした景観(菅原教授前書き引用)
近ごろ全国各地で起こっている土砂災害や植林地の荒廃などを題材に、自身の研究状況や自然界の持つ自助作用など話す。
また、公聴者の顔ぶれを感じ取り、それぞれ分野の方々にも興味を抱かせる内容にも拘らず、まとまりのあるご講演をして頂きました。
また、斎藤先生は、「お爺さんは 山へ柴刈りに」から、和泉式部の歌集や新古集より後鳥羽様の読んだ「柴 折り焚く」が入る句、6代将軍家宣家臣の新井氏自叙伝「折り焚く柴の記」の解説を行い、ご講演に花を添える高尚な催しとなる。
追伸 私は、明日から新潟長岡で行う研修会に参加、2・3日更新を休みます。