お施餓鬼<7月5日>
千ヶ瀬の宗建寺で開かれた、お施餓鬼に行く。
私は、今まで分家等により「お施餓鬼」に行ったことが無かった。
10時半、羽村のお寺、小説「大菩薩峠」の著者中里介山氏が眠る墓の住職さんの法話から始まった。
中里介山氏は、「上求菩提 下化衆生」(じょうぐぼだい げけしゅじょう)の書碑が御岳神社と白骨温泉にある。
このブログのトップページ、右下に小さく私が書いたものを載せてある。
上は、菩薩を求め、下は、衆生と化す。万人皆平等と捉えている。
私は、20歳頃御岳神社の碑を拓本取りに数度となく出かけた。
そんなことを思い出しながら、和尚さんの法話を聞く。
祖先を大切にすることは、生き物全てを大切にすることにもつながり、生きていることは、全て生き物の恩恵を受ける。
このようなお話をユーモアを交え聞く。
儀式は、全ての生あるものの祖先が集まる祭壇に米と水を捧げる。
初めての参加だったが、300人強参加していたことが一寸だけ解った気がした。