憲法改正<4月26日>
今夏参議院選は、憲法96条(憲法改正手続)が争点になるだろう
その勉強を兼ね、26日衆院第1会館で行われた日本会議総会と記念講演会に出席、衆議員の平沼赳夫氏や新藤総務大臣など参加、総勢100名位であった。
総会後の記念講演では、西駒澤大学名誉教授・百地日大教授の話に続いて、桜井よしこ氏の記念講演が行われた。
この集いは、憲法改正論者の集まりであることから、現行法での改正に必要な衆参両院で3分の2以上の賛成議員の確保やその後の国民投票で過半数の賛成票を得るための戦略が講演の要旨である。
2・3日前朝のNHKテレビで、興味深いニュースがあった。
同じニュースで流れていたものだが、一方で南アでの車のドリフト走行が合法とされたニュース、他方国内での乳児の歯磨き時における事故(歯ブラシがのどに刺さる)を防ぐ工夫について
する側・見ているが側も、ドリフト走行危険極まりないものだが、当事者へのインタビューを聞き、20年位前の話を思い出す。
それは、東青梅駅前広場の路上でスケボーをやっている少年の言い分と非常に似ていた。
本人曰く、怪我は付き物、怪我をするのは未熟で自己責任、安全でないから面白く、欲求を発散できる一つの手段と言い、南アでの当事者へのインタビューでも、若者が麻薬などに走らない生活ができてると言っていた。
他方、1・2歳児の歯磨き中の事故、それを防ぐためメーカーなどでは工夫を凝らし、親への啓発も大事と話す。
そのニュースを見、また、様々な事件・事故の報道は、当事者への責任追及が少なく、その管理体制や行政所管の対処が取りざたされる。
行政側が意図的にそのようにしているのかと感じさせる報道内容のようにも見受けられ、自己責任についての考え方が現代社会は希薄になり過ぎているのではと感じていた。
櫻井氏の講演は、五島列島の一漁村に大挙して現れる中国の漁船軍団(中国軍では無く警察関連船団)へ日本国としての対処、また、米国の国務大臣の考え方やオバマ大統領の内政を主眼に置いた政策変換を捉え、日本の国益を守る点から憲法改正は必要であり、中国・北朝鮮を除いた東南アジア諸国も日本の行く末を見守っていると結んだ。
私は、話し合いで解決できることがベストと信じるが、その折衝において自己責任の範疇で力(軍事力)を保持することが必要不可欠と今のところ考えているのだが?